太る人 太らない人 2

太る人 太らない人 2


こんにちは。
ご機嫌いかがですか。


今回は太っていない人が太りだす時、そこに何があった
のかを考えてみましょう。

短期間で太るパターン。
中、長期でじわりじわりと太るパターンがあります。


今回は短期間で太るパターンです。


太っていない人が太るんですから
それはもちろん何らかのきっかけがあるはずですね。

では、そのきっかけとはなんでしょうか?

きっかけと言っても色々ですね。

 

きっかけその1

タバコをやめた時

タバコをやめて太る人が少なくありませんね。
私の周りにもいます。

長く続いた習慣を変える。
これは大きなストレスです。

タバコがなぜ習慣化するのか聞いたことがあります。
「口さみしいから」と言っていました。


タバコをやめて太った人の話を聞くと、タバコが無く
なった分、関心が食べ物に向いたそうです。
タバコをやめた分、口さみしさを埋めるものが食べ物
になったのでしょう。

「食べ物に今まで以上に感心が向いた!」
このいい例です。

 


きっかけその2

ストレス

ストレスは過食の原因として知られています。
ストレス太りというのはよく聞く言葉ですね。
食べることがストレス発散になるのでしょう。

そう、さっきの禁煙もストレスの一つです。

 

 

きっかけその3

ダイエット

ダイエット、カロリー制限は一番大きなきっかけです。

食べたいのに食べられない!
これは精神的に窮地に追いやられます。
その重圧はその立場になった者でなくては分から
ないもの大きなものです。

太っている体型ではない女子高生が、友人に誘われ
ダイエットをした話を聞きました。
なんと、ダイエット前より体重が増えてしまったそう
です。

これは実に怖いことです。

太っていない人が太る。
ダイエットは最悪のきっかけでしょうね。

 


きっかけその4

運動をやめて太る

今まで続けていた運動をやめたことで太るパターンが
あります。

部活で長く激しい運動をしていたのに、事情があり
やめた!
このような場合ですね。

それから体重が増えだした。
体重は今も増え続けている。

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しかし、ここまで見てくると、太るきっかけは精神面
に関わっていますね。

食べたい・・我慢・・ストレス!

こんなにも大事な❝精神面❞ですが、現実はまったく
と言っていいほど対策の隅にも入っていませんね。

病院に肥満外来と言うのがあります。

ある総合病院の肥満外来に通う人に話を聞いたことが
あります。
その治療の内容は、一日の計算されたカロリーを守るこ
とでした。
計算された、かなり細かい食事のスケジュールだそう
です。
その人はなかなかそれを守れなくて「今日の通院日
はまた叱られる」と話してくれました。


最先端の技術、知識を持ち、医療の中枢を担う総合
病院でさえ精神面をケアできていない。

これが現実です。

 

行動と精神面。
これら両方がそろい、初めて充実した対策が可能にな
ると考えます。

食べ過ぎ対策、肥満対策、ダイエット、あるべき食べ方の
かたち。

これらはすべてまだまだ未開発の領域なのです。

 

 


それではまたお会いしましょう。

 

 

 

 

食べる量をコントロールする機能を知っていますか?

こんにちは。
ご機嫌いかがですか。

 


食べる量をコントロールする機能を知っていますか?

 


前回お話しました「食欲の風邪」のおさらいです。
これは食べたい病と食べ過ぎ病の総称ですね。


今回はこれらの少し突っ込んだ説明をしましょう。
特に食べ過ぎ病のほうは必見です。

 

初めは食べたい病です。


我慢しきれず食べてしまう!
どうにも自分を抑えきれない!
食べたら止まらなく、とことんまで食べてしまう。

これらの症状はほとんどのダイエッターが経験している
ものです。

これが「食べたい病」ですね。


しかしこの食べたい病ですが、症状が何段階にも分
かれていることを御存じでしょうか?

先ほどの症状はかなり重度のものです。

軽い方だと、いつもいつも食べることに縛られている
わけではなく、割と自由な生活ができます。


この重かったり軽かったりする、この差は、カロリー
制限の仕方の違いが一番影響しているでしょうね。

つまり、ハードで厳格(げんかく)なカロリー制限か、
はたまたやんわりとしたゆとりあるカロリー制限か。


これに加えて性格や考え方も影響します。

 

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次が食べ過ぎ病です。


カロリーー制限を極力和らいだものにすると、食べ
たい病の症状も次第に、そしてゆっくりと和らいだ
ものになってきます。

リバウンド、衝動食い、ドカ食いなど、食べたい病
の症状の頻度は少なくなって来ます。


このあたりまで来ると、落ち着いた、乱れの少ない
食生活が送れるようになって来ます。


ただし、だからと言って太らない、と言うことではあ
りません。
体重が増えやすいのは以前とまったく変わりありま
せん。


今までと同じく冷酷に体重は増えます。

私はこの症状を「食べ過ぎ病」とよんでいます。


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なぜ食べ過ぎてしまうのでしょうか?


では食べ過ぎる理由からお話しますね。


食べ過ぎる理由は、体に備わっている「食べる量を
コントロールする機能が働かない」からです。

 

*食べる量をコントロールする機能とは!
食べ物を「必要な時に必要なだけ」食べるようにコン
トロールする。
そして「必要以上」に食べないようにコントロールする。

これが本来体に備わっている、食べる量をコントロール
する機能です。

 

 


ではなぜ「食べる量をコントロールする機能が働かな
くなった」のでしょうか。


例を用いての説明です。


「空腹になると何か食べたくなる」

この短い文章の中には「体」と「意識」の両方
が存在していますね。

空腹、は体です。
そして食べたくなる、は意識(心)です。


空腹だから食べたい。
これは体と意識が同じ方向を向いていますね。
このように同じ方向を目指しているのが本来の形です。

 

そして、話が変わってカロリー制限!

「空腹だけど食べない」

体は空腹。
しかし食べない。

ここでは意識が体の方向の逆を向いています

さらっと言いましたが、これはとても不自然でまた、
とてもおかしいことです。
重ねてとても変なことなのです。


体は空腹。
しかし食べない。

この不自然な行為(カロリー制限)によって、
意識(心)と体は二つに割かれます。

割かれた意識の向きは体と逆です。
この二つはここから「別々の道」を歩むことににな
ります。

 

これが会社の例です。
系列の会社間では、情報は相互に行き来しますね。
ですが、他企業に買い取られた場合、当然ですがそこ
への情報は遮断されます。

この企業の例と同じで、割かれた体と意識間の情報は
遮断されます。

体からの情報が遮断されると次のような状態に
なります。


体の状況(空腹、満腹)をくみ取れなくなります。
つまり正しい空腹感、満腹感が分からなくなります。

 

でも「空腹感、満腹感はちゃんとあるよ」とあなたは
言うでしょう。


今のあなたの空腹感、満腹感は実は偽りの感覚です。
正しい感覚ではありません。

 


そのうちに、偽りの感覚やそして食べる量をコントロール
する機能、についてもお話したいと思います。

 

 

それではまたお会いしましょう。

 

食欲の風邪 チェックシート

 

こんにちは。
ご機嫌いかがですか。


糸操り人形を知っていますか。

糸で操られて動くあの人形です。
糸によって動く人形が、あたかも生きているように
見える様は見事ですね。


しかしこの糸操り人形の糸が多数切れていたらどう
でしょう。
想像してみて下さい。


人形は床に座ったままで、
片方の手は上がりますがもう片方は上がりません。
片方の足は動きますがもう片方は動かなく、それは
とても悲惨な様相です。

 

そしてこの糸が切れた操り人形は、ダイエッターその
ものです。

多くのダイエッターの「食の感覚」は、まさにこの糸が
切れた操り人形です。
まったく本来の状態ではありません。


この状態を私は食欲障がいと呼んでいます。

 


うつを心の風邪と言いますね。

うつを心の風邪と言うのなら、食欲障がいは
「食欲の風邪」と言えるのではないでしょうか。
その理由は、うつのようにいつの間にか追い込まれ
ているからです。


いつの間にか、気がついたら、追い込まれていた。
それが「食欲の風邪」、食欲障がいです。

「食欲の風邪」の原因はカロリー制限だけではあり
ません。
ちょっとした生活の変化、環境の変化、考え方の変化
など色々な原因があります。


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次の症状で当てはまるものをでチェックしてくだい。

六つ以上あれば「食欲の風邪」です。


□ 好きなだけ食べると太る
□ 集中力が落ちた
□ 今までの生活と違う
□ 食べることが頭から離れない
□ 寝起きがすっきりしない
□ 痩せている頃と比べ好みが変わった
□ 胸やけがする
□ テレビやネットで食べ物を見ると、急にお腹が空く
□ 唇や口の中をよく噛む
口 内炎がよくできる
□ 趣味など今まで好きだったことより食べることが
 楽しい
□視力が急に落ちた
□手にひび割れが出来やすくなった
□ 自分をコントロール出来ると思う

 


それではまたお会いしましょう。

 

 

子猫の角君

子猫の角君

 


こんにちは。
ご機嫌いかがですか。
GWも終わり、またいつもの日常が戻って来ましたね。


さて、そういえば子猫のクウちゃん(心)はどうして
いるのでしょうか?


繰り返しになりますが、子猫のクウちゃんのプロフィー
ルをもう一度見て下さい。

クウちゃんはあなたの心・気持ち・メンタル・心理・
感情・感覚・意識・考えです。


分かりにくい心理面を具体的に表現するため、子猫の
クウちゃんが活躍しますよ。

 

そして今回は新しいキャラクターの登場です。

 

子猫のクウちゃんには双子の弟がいます。
名前は、子猫の角君(食欲)です。
 *カク君といいます。

子猫のクウちゃん(心)は姉で、
子猫の角君(食欲)は弟ですよ。

 

姉のクウちゃんと弟の角君はとても仲良しです。
どこに行くにもいつも一緒です。

それに角君は姉のクウちゃんの言うことをよく聞く、
とても良い子です。

 

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そんな中の良い姉弟に、」ある時異変が起きました。


それは姉のクウちゃん(意識、考え)がカロリー制限を
始めた時です。


「食べたい!」を我慢するカロリー制限は、弟の角
君(食欲)にとってとてもつらいことです。

しかしクウちゃんはカロリー制限を止めません。
それは弟の角君をどんどん追い込んで行くことにな
ります。

ここでことわっておきますが、クウちゃんは
「カロリー制限が悪いことである」と分かっていま
せん。


始めのうち角君はいつも通りで従順でしたね。
しかしカロリー制限は次第に無理なレベルになって
行きました。
「これでもか」「これでもか」と角君を苦しめます。

そんな時、とんでもないことが起きたのです。
あんなに従順で可愛いかった子猫の角君(食欲)は、
突然、狂暴な化け猫に変わってしまったのです。
「こわい、こわい」

 

化け猫に変わった角君は大暴れを繰り返すようにな
ります。
姉のクウちゃんはどうしていいのか全く分かりません。


さらに、化け猫の角君はクウちゃんに「俺の手下になれ」
と迫ります。
なんとクウちゃんは強引に手下にされてしまったのです。

この時ですよ!
ここが仲良し姉弟の関係が、親分と手下の関係に変
わった時です。
   


以前は空腹の時、クウちゃん(考え、意識)が食べた
いと思えば角君(食欲)は「元気」になりました。
逆に、角君が元気になると、クウちゃんが食べたく
なりました。

満腹の時はクウちゃんは食べたいと思いません。
同じように角君も「おとなしく」していますね。

とても調和のとれた関係でした。


それが今はどうでしょう。

満腹なのにもかかわらず、化け猫の角君(食欲)
は「飛び跳ね」ています。
「食べたーい」と言っています。

そしてクウちゃん(感覚、意識、考え)にも
「同調しろ」と迫ります。

そしてクウちゃんは「食べたくなった」のでした。


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もう一度振り返って考えてみましょう。

カロリーを制限すると決めたのは子猫のクウちゃん
(心、意識、考え)です。

角君(食欲)を追い詰めたのもクウちゃんです。
その結果、角君は化け猫に変わってしまいました。

この問題を作ったのは、実はクウちゃんです。
クウちゃんを苦しめる原因を作ったのは、クウちゃん
自身だったんですね。

 

クウちゃんは今大変な状況です。
可愛かったクウちゃんは、傷つき、疲れ果て、まるで
ぼろ雑巾のようです。

しかしぼろ雑巾のようなっても尚、クウちゃんはカロ
リー制限を続けています。

それは続けるしか道がないと思っているからです。

 


クウちゃんと角君はあなた自身です。

 


それではまたお会いしましょう。

 

 

 

 

私は食べることが大好きです

こんにちは。
ご機嫌いかがですか。


「私は食べることが大好きです!」
こんなことを言う人がいますね。

 

まあ、食べることが嫌いな人はいないわけですから、
ごくごく当たり前のことです。
あらためて口にすることでもないでしょう。

みんな食べることが大好きですし、食べることは大き
な楽しみです。

 


そんなことで今回は「食べる楽しみ」について考えて
みましょう。

 

「私食べることが大好き♪」
しかしですよ、これがつまづきの原因になりえると
言ったらどうしますか?

 

そもそも私達が食べることのできる量にはかぎりが
あります。
限界があります。

そんなわけですから、食べる楽しみもこれに比例し
てかぎりがあるということです。

それなのに「もっと、もっと」と追い求めることは、
越えてはならない線を越えることになりかねませ
んね。


ここを理解していない人が実に多いようです。


「食べる楽しみは望めば得られる!?」
そんな馬鹿な事はありません。

多くの人にこのことを知ってほしいのです。


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人は皆食べたい、楽しみたいと思っています。
ここまではとても自然なことですね。
なにも問題はありません。


しかし、これが限度を超えた時、食欲のバランスは危う
くなります。


食欲のバランスが失われるのは、尋常ではない食への
強い思いからです。

分かり易い例がカロリー制限です。
無理な我慢を自分自身に強いる時、食欲はいとも
簡単にバランスを損ないます。


また食べることに普段から不満を持っている人もとて
も危ういですね。
それは食べることをしつように(しつこく)考えようと
するからです。

これも食欲のバランスを損なうきっかけとなりえます。

 

一度食欲のバランスを損なうとこれは習慣になります。
その後は簡単にバランスを損なうようになりますね。

肩の脱臼は癖になるそうですが、この脱臼の癖によく
似ています。

多くの人がここ(食欲障がい)から抜け出せない理由
の一つが「習慣、癖」なのです。


……………………………………………………………


アペリティフはフランス語で「食前酒」という意味
です。
アペリティフをたしなむメリットは、食欲増進です。
流石フランス、こんな習慣が根付いているんですね。
食べることに情熱を絶やさない、フランス人らしい
楽しみ方です。


「食前酒」は一つの例ですが、お酒は食欲を増進さ
せるものです。

お酒の席で食べる「肴」はとても美味しいですね。
食欲が増している証拠です。

お酒を飲みながら美味しい料理を食べる。
とても美味しくとても楽しい!

この楽しい残像はその後頭の隅に残ります。
この残像に導かれ、夜な夜な飲み歩くことになります。

ここで怖いのは、楽しい残像を「強く追い求め過ぎる」
ことです。

この場合も食欲のバランスは危うくなります。

 

お酒お飲まない人でもこれと似たことに翻弄されて
います。

食欲障がい(食べたい病、食べすぎ病)者は、食べ物
を ‟より美味しく” 感じます。
食欲健常者とは全く違う感覚です。
これは尋常な感覚ではありませんね。
双方を経験した私だからここの違いがよく分かります。

このようなことですから当然、食べることがより楽しく、
食べることがより大好きなわけです。


とても美味しく、とても楽しい!

この楽しい残像は頭に残ります。
そして更に、食べることを強く考えます。
悪循環です。

このような悪循環に対して、何の情報も対策もあり
ませんね。


情報や対策案は私が出して行きます。

 

それではまたお会いしましょう。

ダイエットをやめるという選択肢がある

ダイエットの正しい歩き方

 

ダイエットをやめるという選択肢がある

 

こんにちは。
ご機嫌いかがですか。

 

 

従来のダイエットやめましょう。
カロリー制限をやめましょう。


これは私の提案であり、私のお願いでもあります。
その理由は「成功しない手法」だからです。

 


成功しない理由は、前にも書いていますね。

 


ところで皆さん、なぜダイエットを続けているのか、
なぜダイエットやめないのかを考えたことがありますか?

 


それはもちろん痩せたいからですよね。

 


そして次が二番目の理由です。

それは痩せられないからです。
うまく行かないから続けざるを得ないわけです。

やめることができないのです。


結局ダイエットは挑み(いどみ)続けなくてはなら
ないところに追い込まれてしまいます。

 

以前の私の場合も「ダイエットをやめる」選択肢は
ありませんでしたね。

長い間、無益な挑戦を続けて来ました。

  

 

 

中にはダイエットで痩た人もいます。
でも元に戻ってしまうか、或いは更に体重が増えてし
まう現実があります。


そんな中の少数派ですが、痩せた体重を維持できている
人もいます。
しかしこれでも尚、成功とは呼べません。


なぜならその人の頭の中には「食べたい」が居座り続け
ているからです!
これからの長い人生、ずーと「足かせ」をつけたまま
生きて行きますか?


……………………………………………………………

 


カロリー制限をやめるには「問題が二つ」あ
りましたね。


二つの問題を解決しないとカロリー制限をやめること
はできません。


一つ目は食べる量でしたね。
今回は二つ目です。


二つ目の問題
それは「痩せよう」と思わないことです。
「痩せよう」としないことです。

 

さすがにこれは簡単ではありませんね。

なぜなら皆さんは今まで痩せたいと思い続けて来
ました。
ずーと痩せる努力をして来ました。

痩せようとするのが当たり前。
もうダイエットが普通の生活になっています。

 

それを今、突然やめる!


これは違う世界に入って行くようなものですね。

これが出来たらまったくもってすごいことです。
本当に思い切った舵取りです。

ある意味これは人生を180°変えるようなことです。
それほどの大きな進路変更です。

 


簡単ではありませんがやらなくてはいけません。
やりましょう。


繰り返しですが、痩せられません。
今まではうまく行かないから続けざるを得なかったの
です。
これからは違います。

 

ダイエットをやめる手助けになることを
少しずつお話して行きます。

 


それではまたお会いしましょう。

 

 

本来の体重となりたい体重

ダイエットの正しい歩き方

本来の体重となりたい体重

 

こんにちは。
ご機嫌いかがですか。

 

 


前回の振り返りから見て下さい。


カロリー制限は我慢です。
カロリー制限によって不満が大きく膨らみます。

カロリー制限は健全な生活の足かせとなります。

 

ですからカロリー制限はやめなくてはいけません。
(ここはとても大切な局面です)

 

 

カロリー制限をやめるためには「問題が二つ」あ
ります。

 

一つ目は食べる量です。


食欲障がいになると食べる量(適量)が分らなくな
ります。

ですから「規制」がないと食べ過ぎますね。
常に厳しく制限しなくてはなりません。


ダイエットを止められない理由の一つがこれです。

 

この対策に次の方法をお勧めしました。
一日一回満腹にすること。
一日一回空腹にすること。

 

 

しかし「これでは望む体重にはなれません!」
と言う人もいるでしょうね。


確かにそうです。
望む体重にはなれません。


多くの方が望む体重は、本来のあるべき体重とは別の
ものですね。
皆さん標準的な体重より痩せたいと思います。
そして痩せようとします。


そもそも、目標が本来のあるべき体重ではないことが
問題の始まりです。
(ここは重要な着目点の一つです)

 

 

確かに痩せるとカッコいいですね。
そして若く見えます。

痩せた体型を目指す心情は良く分かります。


しかしダイエットはまったくお勧めできません。

なぜならそれは「永遠に目標に到達できない手法」
だからです。

 


このように一般のダイエットが希望の体重を目標に
するのに対し、私のダイエットは本来の体重を目指す
手法です。

 

この両者には天と地ほどの違いがあります。

 

私のダイエットが「壊れている食の諸感覚の回帰」で
あることに対し、従来のダイエットは「食の諸感覚を
更にこじらす手法」と言えます。

 


……………………………………………………………

 

詳しく説明しましょう。


多くのダイエッターは食べ過ぎ病、そして食べたい病
を患っています。

これらの症状は、普通に食べると食べ過ぎます。
そして、日常的に食べたい衝動に駆られます。


これは食の諸感覚(食欲、満腹感、空腹感など)が本
来の働きをしていないからです。

これを本来の形に戻すことを目指します。

 


「壊れている食感覚の回帰」
これが私のダイエットのモットー(行動の目標やス
ローガン)です。

 


一般のダイエットは、この真逆に向かう手法と言えます。
カロリー制限は「食の諸感覚をこじらす」代表です。

 

 

ですから、カロリー制限をやめなくては前に進めません。

 

 

カロリー制限をやめるには「問題が二つ」あ
りましたの。

 

一つ目は食べる量でした。

二つ目の問題は次回になります。

 

 

それではまたお会いしましょう。