完成食欲とは？
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今回のお話し
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■ 完成食欲とは？
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こんにちは。
前回は、太るのは「体の食べるシステム」が壊れているから！
これをお話ししました。
では、前回の振り返りからです。
一言で言いますと、太るのは「体の食べるシステム」が壊れて
いるからです。
システム →「 個々の要素が相互に影響しあいながら、全体
として機能するまとまりや 仕組み」
この食べるシステムが壊れているのですから、食べ過ぎて太り
ますし、病気にもなります。
さて、今回はこの「体の食べるシステム」が壊れているについ
て、更に突き詰めていきます。
ここを突き詰めて行くことによって、病気と肥満が又一歩、解
決に近づきます。
先ずはここからです。
食欲には、頭の食欲と体の食欲、この二つの食欲があると私
は考えています。
この「頭の食欲と体の食欲」の二つです。
どうして二つあるのか、そしてこれらはどう違うのか。
そしてそれぞれの役割とは？
これをお話ししましょう。
なぜ太るか？どうしたら痩せるのか？を、追い求めていた私
は、これと関係のある食欲についても長い間考え続けて来ま
した。
長い試行錯誤の中で、食欲は「頭の食欲と体の食欲」、この
二つでできているとの確信に至りました。
その理由は色々あるのですが、食欲がこの二つから成り立って
いると考えると、色々な局面で納得がいくのが一番の理由です。
ではこの二つの食欲を個別に説明しましょう。
先ず、頭の食欲です。
頭の食欲は文字通り、頭で考えたり意識したりする食欲の
ことです。
具体的には、
今日の昼は何にしようかな、「ラーメンに決めた」
ラーメン店についてから・・「味噌ラーメンと餃子下さい！」
ひとりごと・・「餃子はここより馴染みのＡ店の方がうまいな！」
帰り道、「今夜のビールのつまみに焼き鳥を買っていく帰るか！」
などと言ったように、食べることを具体的に意識する、又、
実際に食べる。
これらが頭の食欲です。
次は、もう一つの体の食欲です。
体の食欲は、空腹になると飢餓感、空腹感を出します。
つまり、空腹になったことを知らせてくれます。
なんか「おなかすいたー」と、いったようにです。
これが体の食欲です。
体の食欲の役割はこのようにシンプルです。
しかし、体の食欲にはもう一つの大切な役割があります。
それは頭の食欲を呼び起こすことです。
その流れが次です。
先ほどの「おなかがすいたー」が、「ラーメンを食べにい
こう！」に具体化します。
この時の「ラーメンを食べにいこう！」が、頭の食欲です。
体の食欲が頭の食欲を呼び起こしたのです。
これが体の食欲の役割です。
これらの、体の食欲、頭の食欲、この二つが融合、合体して、
私たちの本来の「食欲」となります。
この合体した食欲、これを今後説明しやすくするため、
「完成食欲」と呼びます。
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「体の食べるシステムが壊れている」と太ります。健康に
なれません。
このように「体の食べるシステム」はとても大事なものです。
先ほどの「体の食欲、頭の食欲」。
実はこの「体の食欲、頭の食欲」は、「体の食べるシステム」
に深く関係しています。
健康な場合、体の食欲、頭の食欲、この二つはとても自然に
融合、合体しています。
しかし、様々な理由で、この二つの食欲の関係ががうまく
行かなくなります。
そうなると、困ったことに、自然な融合、合体ができなく
なってしまうのです。
その結果が「病気の完成食欲」です。
このような病気の完成食欲。
実はこれこそが「体の食べるシステムが壊れた」原因です。
ではなぜ、このような病気の完成食欲ができるのでしょうか？
これを、詳しく説明して行きましょう。
空腹の時は頭の食欲も旺盛になります。
これが自然ですし、健康な形です。
しかし、空腹でなくとも、頭の食欲が旺盛になってしまう
ことがあるのです。
空腹ではないのに食べたくなってしまうのです。
「おなかはすいてないのに食べたい」と、言うようにです。
よく考えてみると、これはとても奇妙な状態ですね。
こうなるのには色々な原因があります。
その人その人の生活環境、考え方なども大きな要因となり
ます。
そして、みなさんもうなずいているように、これに苦しん
でいる方がどんなに多いことでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
とても感謝です。
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