二つの食べ過ぎるファクター

 

 

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 今回のお話し
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■ 二つの食べ過ぎるファクター


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こんにちは。

 

 

食べ過ぎる人、つまり太る人は「体の食べるシステム」が壊れ
ています。


だから、食べ過ぎます。
だから太ります。

 

さて、この「体の食べるシステム」ですが、とても大切なもの
です。


それはそうですよね。

これ次第で、太るか、又、太らずに済むかが決まってしまうの
ですから。

 

今回はこの「体の食べるシステム」の不思議さ深さについて
お話していきます。

 

それと一体なぜ、このようなシステムがあるのでしょうか?
又、なぜ壊れてしまうのでしょうか。

 

 


さて、食べ過ぎるのは“何かに満たされていない”からだと、
私は考えています。


この何かを満たすために食べてしまうのです。

 


その満たされないことは、人それぞれに違うでしょう。

 

例えば次のようなことが考えられます。

 


会社、上司、同僚からの評価の不満。

家族からのネグレクト(虐待、育児放棄)

学校、又は仕事で、成績が上がらない。

周りから望むような信頼を得られない。

受験の失敗。

失恋。

全力を注いだ部活で、レギュラーに選ばれない苦痛。

仕事がうまく行かない。

嫁、姑の不仲。

上司とうまが合わない。

親の過干渉が我慢できない。

長患いの不安。

自立できない子供の心配。

自分の能力以上の役職への昇進のストレス。

最愛の家族との死別。

 

などなど、他にももっとあるでしょう。

 


このような色々な問題、そんなに難しくなく乗り越えられる方
もいますが、一方で深く傷つく方も多くいます。

 

こんな時、自分を守るための体の仕組みが、食べることなの
だと私は考えています。


つまり体が自ら食べ過ぎるように変わってしまうのです。


ストレスで自分が壊れないための、体の防御策が食べるこ
となのです。

 

 

ここ、大切ですのでもう一度。

 

自分を守るための体の仕組みが、食べることなのだと私は考
えています。


ストレスで自分が壊れないための防御策が食べることなのです。

 

つまり体が自ら、食べ過ぎるように変わってしまうのです。

 


と、言うことはですよ、「体の食べるシステム」を壊したの
は、自らの心身ということになります。

 


うーん、これは複雑になってきたー!!

 


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さて、今、大切なことを申し上げました。


しかし、負けずに大切なことがまだあります。

 

最初は今のように、ストレスで自分が壊れないために食べ過ぎ
ます。


これが食べ過ぎる、一つ目のファクター(要因、要素、原因)
です。

 

でも、これだけでは終わりません。

 

 


食べ過ぎると太りますね。

ここで誰もが悩み、誰もが考えるのがカロリー制限です。

 

カロリー制限を一言で言えば、我慢して食べないことです。

 

実はこの行為が、二つ目の食べ過ぎるファクター
(要因、要素、原因)になってしまうのです。

 

食べない不満は実に強烈なものです。


カロリーを制限した生活を始めるとすぐに猛烈な食欲に襲われ
ますね。

これはとても我慢出来ないくらいの激しいものです。

経験した方も多いと思います。

 

 

一つ目ではストレスでしたが、二つ目での満たされないも
のは、ズバリ、食べる量です。

 


先ほど申し上げたように、ストレスで自分が壊れないための
防御策が食べることなのです。

「体の食べるシステム」を壊したのは、自らの心身でした。

でもこれは、自分の意思とは別のところで心身が働いたものです。

 


しかし二つ目は違います。

 

自分の意思で食べません。

そしてそのことが大きな不満になります。


食べない不満は、壊れた「体の食べるシステム」に又、別の
重石を乗せることになります。


つまり「体の食べるシステム」は、Wに複雑になってしまった
のです。


下手にカロリー制限などしなければ、ストレスの元がなくな
れば自然に痩せたであろうに、そうはならなくなってしまった
のです。

そうです、そうはなれなくなってしまったのです。

 


この状態では、同じ人の中に二つのファクターが絡み合い、
混在していることになります。

 

 

 


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

とても感謝しています。

 

 

 

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