好きなだけ食べたい

ダイエットの正しい歩き方

 

好きなだけ食べたい

 

さて、なぜ太るか?

それは「体の必要とする量」より「食べる量」が多い
からです。

 

では、この「体の必要とする量・体が必要とするカロ
リー」とはいったいどの位なのでしょうか?

実は「体の必要とする量」を、ダイエッター自身は
「見極める」ことが出来ません。

ダイエッターは「体の必要とする量」が分からないの
です。

「体の必要とする量」が分からない。
「体の必要とするカロリー」が分からない。

 

これはある意味凄い事実です。

最もこれが分かれば、ダイエットは今よりずいぶん
と楽になるでしょう。


そしてあろうことか今の風潮は「体の必要とする量」
が分からないことが「当たり前」になっています。

分からないことをまったく疑問に感じていません。


これがダイエットをより複雑にしているのです。

 

食べる量の基準はカロリーです。
1日の摂取カロリーや1食のカロリーは調べれば
分かりますね。


しかし朝・昼・夕と食べますが、毎日・毎回食べる
量は同じではないはずです。


それは、前に食べた量が同じではない。
前の食事から今の食事までの時間が違う。
体の動かし方にも違いがある。

その時の体調も関係しますね。


だから食べる量はいつも同じではありません。

ですから食事の量は、杓子定規に決められないこと
になります。


しかし決めた量をしっかりと守って摂っている人が
たくさんいます。
カロリー計算した量を守って摂っています。


自分のグラスが空いているかどうか分からないのに、
いつも決まった水を注ぐ!

「あっ、水がこぼれてますよ!」
こんな例がとても良く当てはまる、現代のダイエット
事情です。


あなたの周りに太らない人がいますね。
もしできるのなら、この人の食事を良く観察してみて
下さい。


食べる時はたくさん食べますが、意外ですがあまり
食べない時も少なくありません。

このような人は「体が必要な量」を良く知っています。
だから食べる時と食べない時があるのです。


だから太りません。

 

では「体が必要とする量」はどうすれば分かるので
しょうか?


普通は「好きなだけ食べる」ことで「体が必要とす
る量」を摂れることになっています。

簡単です!
これでうまく帳尻が合うようになっています。

とても自然ですね。


しかし現実は違いますね。

「食べたいだけ食べたら」みるみる太ってしまいます。

 

続く

 

ダイエットの正しい歩き方 食欲は「自分の中の他人」

ダイエットの正しい歩き方

食欲は「自分の中の他人」

 

カロリーを抑えようとしてるのに、我慢できずに食べ
てしまう。
よくあるパターンですよね。


このように、ダイエッターは食欲に振り回され続け
ています。
食欲に翻弄(ほんろう)され続けています。

 


食欲は自分の欲求でありながら望むようにはなりま
せんね。


食欲を「自分の中の他人」と考えると妙に納得でき
ます。

 

常に我慢しなくてはいけない欲求。
食べてはいけない意識と、いつも押し合いをしてい
る存在。


それが食欲です。

 

でも本来は食欲は自分そのもので、他人などではあ
りませんでした。


ではいつから「他人」になってしまったのでしょうね?
そしてなぜ「他人」になったのでしょうか?

 

……………………………………………………………

 

それは食べたい欲求をおさえるようになったからです。
食べたい気持ちを我慢したからです。

 

 

しかし多くの人はこの事を知る由(よし)もありません。
又、興味もありませんね。

 

興味があるのは体重が増えたか減ったかだけです。

 


食欲が「自分の中の他人」なのは、何か問題があるか
らです。
あるべき形に戻さなくてはいけません。


食欲は本来、自分自身なのですから。

 

 

ダイエットの正しい歩き方 ダイエット成功の鍵は「精神面」にある

ダイエットの正しい歩き方

ダイエット成功の鍵は「精神面」にある

 


精神面には「気持ち、心、メンタル、心理的、意識」
など、色々な表現法がありますね。

 

ところがこの精神面は見ることが出来ません。
もちろん手を触れることも出来ませんね。


厄介と言えば厄介です。
が、
故に手つかずのままここまで来たのです。

 

 

精神面。
これを一つ目の車輪としましょう。

    


そして二つ目の車輪を食欲とします。

 

……………………………………………………………

 

自転車は二つの車輪で走ります。

 

精神面の車輪。
食欲の車輪。

前後の車輪で走る「自転車」を想像してもらえ
ればいいですね。

 

この自転車の名前は食事号です。

運転しているのはあなたです。

 


あなたは自転車、食事号に乗って走ろうとしますが進み
ません。

なぜなら前の車輪と後ろの車輪が別々の方向に回ろう
とするからです。

結局走ることが出来ずに食事号は倒れ、あなたはケガ
をしてしまいました。


これが今のあなたのダイエット状況です。

 


種明かししますが、
精神面と食欲、この二つの車輪が同じ方向に回り、自転
車食事号がうまく走るようになる。

これがこのダイエットのゴールです。

 


ですがなぜ、前後の車輪は別々の方向に回ろうとする
のでしょうか?

 


その例が次です。

ダイエットではよく食べる量を少くしますね。
食べたいけど、これを我慢するわけです。


先ほどの自転車のたとえで見ますと、
食欲の行きたい方向に意識は強引に逆らっています。

向かう方向が逆ですね。


これが前後の車輪が逆の方向に回る一例です。

 

ダイエットの正しい歩き方 知らなかったでは済まされない!

ダイエットの正しい歩き方


知らなかったでは済まされない!
ダイエットはとても複雑

 


ダイエッターが置かれている状況はとても複雑です。


しかし多くはその複雑さをまったく理解していない
ようです。


この複雑さを知らないでいることはとても不幸なこ
とです。

なぜならその人は、ダイエットのスタートラインに
まだ立てていないからです。

   

 

 

ここではその複雑さをお話しましょう。

 

 

ダイエッターは体重の増減に敏感です。

体重の増減に一喜一憂します。


そしてここだけを見るとダイエットはとてもシンプル
です。

 

 

ー なぜ複雑なのですか?


ダイエットは精神面への対処、アプローチが基本で
なくてはいけません。

つまりダイエット成功の鍵は「精神面」の対策にある
のです。


でも現実は体重の増減だけが関心を独り占めして
います。

 

 

こんな話を聞いたことがあります。

「ある女性が興味本位でダイエットを始めたら、
ダイエット前より体重が増えてしまった!」

 

これはとても興味深い話ですね。

 

そして「ダイエットの複雑さ」を的確に表している
例です。

 

 


この女性は元々ダイエットの必要がない体型でした。
しかしダイエットを始めたら体重が増えてしまった!

 


つまりダイエットを始めたら、ダイエットの必要な
体型になってしまった。


落語の一節のようですが、とても笑えない話です。

 

 

ダイエットの正しい歩き方 食べなければ体重は減ります

ダイエットの正しい歩き方


食べなければ体重は減ります

 

 


ダイエッターが強く願うこと!
それは痩せることですね。


「体重を落としたい」
「痩せたい」


このために本気合を入れます。
フル回転で頑張ります。

 

 


しかし聞いてほしい大事なことがあります。

 


食べなければ体重は落ちます。
頑張れば痩せますね。


しかしながら「痩せれば解決」ではありません。

ゴールはまったく別の所にあります。

 

 


- 痩せたことがゴールではないのですか?

 

はい、ゴールではありません。
「痩せた」のでゴールと勘違いしているだけなのです。

カロリーを減らせば痩せます。
そして痩せたことが本当のゴールを分かりにくくして
います。

 


単に体重を落とすことがゴールではないと言う理由
があります。
それは落ちた体重は又増えてしまうことです。


こういった「いたちごっこ」を強いられる厳しい環
境が、ゴールであるはずがありませんね。

そう思いませんか?

 

ダイエットの正しい歩き方 「無理なく食べて痩せる」

ダイエットの正しい歩き方


「無理なく食べて痩せる」

 

 

ダイエットの記事の見出しで、次のようなフレーズを良く目にします。


「無理なく食べて痩せる」

「リバウンドなし」

 


無理のないダイエット♪ 

まるで、エスカレーターに乗れば目的の階にいけるかのようです。

 


でも実際は違いますね。
ダイエットはとても過酷です。

 

ダイエットから過食、嘔吐へと陥ります。
このように摂食障害への道をたどることになります。

 

ダイエットはとても恐ろしいものなのです。

 

 

ダイエットの正しい歩き方 “頭と体”は一体です。

ダイエットの正しい歩き方

 

“頭と体”は一体です。

 


食べる時“頭と体”は一体です。


「こんなこと見聞きしたのは初めて」と言う人は多い
でしょうね。

 

 

頭と体は一緒です。
一体、同体とか、色々な言い方がありますね。

 


ホラー映画は背筋が寒くなります。

これは“頭と体”が一体である良い例です。

 

 


そしてこれは食べる時にも当てはまります。

 

これは特にむずかしくありません。

普通に食べること、これを“頭と体”が一体と言い
ます。

 

……………………………………………………………

 

しかし視線を変えた時、“頭と体”が一体になって
ない人達がいます。


それは次のような人です。

 

普通に食べて太る人。


これは“頭と体”が一体になっていない良い例です。


頭だけが一人歩きしています。

 

 


こんな例もあります。


「目が食べたい」

 

友人と一緒だったある飲食店での出来事です。

近くのテーブルに一人の女性が座り料理をオーダー
しました。


ほんの少し時間をおいて、なんとその女性は店の
スタッフに「目が食べたかったので注文してし
まいました」
「料理はいりません。」
と料金を置いて出て行ってしまったのです。


私と友人、そして店のスタッフはあっけにとられて
しまいました。

 


ずいぶんと前の出来事ですが今もシッカリ記憶に残る
珍事です。

 

 


これも頭だけが一人歩きしている例です。